ぼくらのバックグラウンドミュージック

2015年7月19日

ツィンテル単独ライブ『ぼくらのバックグラウンドミュージック』の千秋楽を見に中野へ。

さっきまでの夏らしいぎらぎらの太陽が雲に隠れ少し風が吹く中、中野MOMOへ。

この劇場に幾たびに思うのだけど、駅から劇場までの通りがとても好きで、町ぐるみで劇場を盛り上げようとしているように感じるのです、居酒屋さんとかに単独ライブのチラシが貼ってたりするんですよね、それを見つけるのが毎回の楽しみで。

劇場の一階で受付をして会場までのワクワク感はたまらなく良かった。会場に入ると舞台にオープニングコントで使われると思われる小道具とスクリーンにはト音記号が映し出されていました。客入れの音楽は懐かしい、きっと2人の青春時代の音楽が流れていたのかな?それがまたツィンテルの雰囲気にあっていてとても良かった。いつもなら長く感じる会場から開演までの30分間がとても短かった、それはとにかく楽しみでワクワクしていたからだろうと思う。そして開演。

 

01.記憶

千秋楽ということもありオープニングコンとからふざける学さん。もう...となりながらも答える勢登さん。2人が楽しんでる(いや...勢登さんは大変だったか?笑)のを見れるのが何より楽しくて最高のスタートでした。

OPV

2人が自撮り棒を使って色んな場所色んな表情を見れる作りに、先日あったギースの単独でも携帯を使って2人でスクリーンに映像を映すっていうのをやっていたのですが、携帯で何かやるって良いなって思いました。少し画像が荒いところや、御本人達が関わっている感じが良いなって。

02.熱中

これは御本人は嫌かもしれないけど...とにかく学さんがかわいい!フォルムも表情も、普通なら出落ちなキャラなのに、最後までしっかりとネタに集中出来るのはそれがツィンテルの強みである演技力なんだろうなって思う。

V(想い出の曲・勢登さん編)

想い出の曲より、勢登せんの酔っぱらいでべろべろになっててほっぺ赤くてって方ばかり目がいってしまって実際想い出の曲は覚えていません(笑)

03.表現

少し短めだけどとてもインパクトのあるネタ、だからこそ短かったのかもしれない。でもそれが丁度良くて、記憶にも残って、おかしくてのちのち思い出し笑いしてしまいそうなネタだった。

V(グッズCM学さん編)

白黒の世界でスーツを着て佇む学さん。語り出す学さん。スゴくかっこつけててそういうところ見るとついついクスッと笑ってしまうのだけど、すっとその世界に吸い込まれていくような力があってスゴいなって思う。

04.愛情

このコントはエンディングで勢登さんが言っていたのだけど、だいぶ学さんが自由だったコント。確かにそうだった!不器用で愛情を1つのことにしか注げない人の話し。その不器用さが愛おしくも見えるネタ。ここでもオープニングコントの時の様に振り回される勢登さんが見れて楽しかった。

V(フーファイターのネットストリームラジオ)

なんだこれは!めちゃくちゃ面白いじゃないか!!こういうアニメ、テレ東やMXでやってたら私見るけど!と思うゾンビアニメ。蛇の様に私もゾンビの中で住んでみたいって思ったのだけどたぶん頭がおかしいからなんだと思います...

05.音楽

今回勢登さんの女装が何度か出て来たのだけどやっぱりかわいい!設定はあるのだけど、やっぱりツィンテル節というかツィンテルらしさが存分に出ていて、違和感のありそうな部分もとても自然で。好きな人の夢はどんなものでも受け入れて応援したいものなんですよ?それも時と場合によるのか?終わり方がありそうで無かったとういか、違う展開で面白かった。

V(グッズCM勢登さん編)

これまたとても勢登さんらしい古いドラマのワンシーンのようなCM。勢登さんの持ってる哀愁(勢登臭と言っています)はスゴく強い武器だと思うし、ツィンテルツィンテルなのはこの勢登臭があるからなんだと思う。(そういえばグッズの缶バッヂ欲しかったのに買うの忘れたのでどこかで買えないかなって思っています)

06.嘘

嘘によって後悔しちゃてもう嘘はつかない!というネタ。どうなっちゃうの?ドキドキすること展開!ってところからぐっとほっこりとさせてくれる。でもちゃんと面白いところもあって、学さんが落ち込む感じがとても面白かった。なんか短編のドラマを見ているようだった。

V(グッズCMフーファイター編)

2回このアニメ見れてうれしかったな。このアニメって次のネタへ前のネタの感情を引きづらない要素があって、次のネタにすっとはいれた。次のネタが特殊だったからこそここでこれを見れてよかった。蛇投げちゃうところ好きだった。

07.熱さに勝るもの

読んだこと無い本だったので見る前不安だったネタ。でもそんな不安はすぐ消えた。ネタはじめに少しだけ本を読んでたのだけどそれだけでその世界にすぐ入り込めたしすごく読みたいと思った。そこからのコントの方向がぶっ飛んでておかしくて2人ともおかしいのになんでこれを違和感なく受け入れられるんだろうという不思議、それはきっと2人が持ってる演技力だったり説得力なのかなって思った。

V(想い出の曲その1・学さん編)

うん(笑)今の学さんができる1つ目のきっかけだったのでしょう。あまりこれに関して語るつもりもありませんが、とても学さんらしいというか...ねぇ...(つたわれ〜)

08.懺悔

03.表現続きの話し。くだらない(私の中では最大級の褒め言葉です)っていいね。って思うネタ。でもそのくだらない中にもしっかりと芯がある。それがすごい。

V(想い出の曲その2・学さん編)

その1に負けない破壊力!ちょっとドラマの世界と言うか酔ってる感じと言うか、それが学さんなのだろう!うん、そうだ!!

09.追憶

初めはクスッと面白いのだけど話しが進むにつれて物語りの世界に入り込んでいました。さっきまで笑わせてたのに気付いたら悲しくなったり苦しくなったりしてもう戻れないよってところまで連れて行かれるのに、急加速で温かい気持ちになったり嬉しい気持ちになったりするのはツィンテルにしか出来ないと思う。10分弱の時間の中でこんなにいろんな感情にさせられる。こういうネタはツィンテルだからこそのネタだなって思う。

EDV

ED

2人のやりきった表情を見れて本当にうれしかったし楽しかったしこれからもツィンテルを見ていきたいって思いました。単独ってやっぱり特別で、いまやりたいことみせたいこと表現したいことをこれでもかと贅沢に見れるライブで、再確認出来るライブで、これからも年に一度見れるといいなって思いました。

学さん、勢登さん、ちぼりさん楽しい時間をありがとうございました!